令和7年度の自然塾は44人のメンバーでスタートしました。前日の運動会が雨で今日に順延となった学校があり、33名の参加となりました。

元気よく、体操から始まりました。

初回は、エックス山の中で、植物・昆虫・やってくる鳥たちの関係を知ってもらうことが大きなテーマです。まずは耳をすまして鳥の鳴き声を聞きました。エックス山の御馳走を求めて鳥たちはやってきます。
前半は植物の観察です。観察に出る前に、安全のことや、かぶれる植物やハチを見つけた時の対応など、フィールドでの注意事項の説明を受けました。

子どもたちは、実際に、見て触って匂いを嗅いで、花の色や葉の特徴を観察しました。昨年度月々の変化に注目したムラサキシキブは蕾を膨らませていました。エゴノキやガマズミの白い花は新緑に映え華やかです。


どんな植物があったかな。 班ごとに確認し合いました。

後半は昆虫探しです。各自虫かごを持って、観察にでました。

雨が続いて、湿っていたからでしょうか。ダンゴムシがたくさんいました。子どもたちには、ダンゴムシは大人気でした。他には、何を見つけたかな。



観察から戻って、捕まえた虫を確認しました。

最後に、エックス山にいる虫の種類について説明を受け、花の蜜を求める昆虫がいるから鳥が飛んでくることなど、生き物の関係についても学びました。

みんなに人気のダンゴムシの話は外せません。成長の仕組みを図解で詳しく説明しました。

アンケートに記入して、今日の自然塾は終了です。

最後に今日見つけたものを振り返り、捕まえた虫はエックス山に返して初回の自然塾を終えました。
国分寺市にふるさとをつくる会では、毎月1回エックス山に咲いている花を確認して歩いています。日当たりの良いところの花は元気です。樹木を伐採したところでは地中に眠っていた花が目覚めます。4月はキンラン・ギンランが上品に輝いている姿を確認できました。
今日、咲いていた花や実を少しだけ紹介します。

エゴノキ

カマズミ

マユミ

イボタノキ

ナツグミ

ヤマグワ