2025年2月16日
2月は再び、野外の活動に戻りました。まず、体を動かす準備運動から入ります。

森の自然塾では、エックス山のムラサキシキブの季節による変化を毎月観察してきました。色の変化を楽しませてくれた小さな実も2月には全て無くなっていました。独特の紫色の実が少しずつ色を変え、地味ながらも樹林地に彩を添え長い間楽しませて貰いました。
2月の自然塾は、五感のうち視覚・聴覚をとぎすまし、姿見の池周辺で冬の野鳥観察です。春を感じさせる穏やかな天候に恵まれ、28名の児童の参加がありました。
姿見の池に移動する前に、エックス山で「鳥」の特徴について事前学習をしました。


姿見の池緑地に移動です。公道を歩くので、交通安全に気を配ります。

姿見の池緑地では、観察に入る前に、まず、「身近な野鳥」について、目の周りやくちば し、羽や尾など、見分けるポイントを学習し、双眼鏡の扱い方と注意事項、観察時のマナーの説明がありました。そして、双眼鏡の使い方の練習をしっかり行いました。双眼鏡の取り扱いに慣れていない児童が多く、良い機会になりました。




姿見の池緑地の樹林地と池周辺で観察をしました。
姿見の池には人気者のカワセミが姿を見せ、最近見かけず寂しかったカルガモが池の奥で休んでいる様子を久しぶりに見ることができました。水辺にはオナガが飛びかい、住宅のフェンスには集団のヒヨドリがひと休み、双眼鏡での観察には好都合でした。扱いに慣れて腕前も上がったようです。


見つけた野鳥を紹介します。左から、カワセミ、メジロ、オナガ。



最後は皆で、スタッフが用意した「鳥合わせの表」を見ながら、見つけた鳥をチェックしたら、17種類の鳥を確認できました。


最後にアンケートに記入して終了です。
