12月に続き、1月の自然塾も、第九小学校の教室をお借りして、屋内での開催でした。 開始の挨拶の後は、安全の話です。学校の設備をルール通りにきれいに使うことが、特に強調されました。

先月のプログラムに対し、「お茶の実のことを良く知りたい」と「松ぼっくりは何種類?」の質問に答えました。

1月の自然塾は2つのプログラムを実施しました。最初のプログラムは、「木や草の冬越し」について「落葉」や「冬芽」そして「ロゼット」について、その言葉の意味を紹介し、寒くて太陽光が乏しい冬に対する植物の対策を植物の仕組みを通じて解説しました

「ロゼット」の代表として、ハルジオンを見てもらいました。地上の葉はロゼット状に地面にぴったり貼り付いているのに、地面の下は、地中深く根が伸びています。

その後、事前に採取しておいた冬芽をカットし、断面をルーペで観察しました。冬芽には花芽と葉芽があること、そして花も葉も混合している混芽もあることを知ってもらいました。

後半のプログラムは、「落ち葉でクラフト作り」です。説明の後に作業に入ります。

スタッフが総出で、色々な色や形の葉や実や枝などを準備しておきました。

子どもたちは、自由に材料を選んで、A3サイズ程度の用紙の上にアート作品を作りました。中には平面ではなく立体的に製作する子も現れ、景色や動物や空想の世界を、スタッフの期待を大きく上回る独創的な芸術作品に仕上げていました。

子どもたちの作品をご覧ください。独創的なアイデアに溢れ、皆、素晴らしい作品に仕上がりました。

最後に、皆で、完成した各々の作品を鑑賞しながら各テーブルを回りました。他の子の作品に対しても拍手や称賛が聞こえ、大変盛り上がりました。