いつもの通り、皆で元気よく、準備体操から始まりました。今回は、参加している児童が指揮をとってくれました。
開始の挨拶の後は、安全の話です。9月に入りましたが、暑い日が続くので、まだまだ熱中症に注意を怠ってはなりません。
プログラムの準備をしている間に、2グループに分かれてムラサキシキブの定点観測をおこないました。5月から同じムラサキシキブを観察し、月ごとの変化を見ます。色づき始めた実を見つけ歓声が上がりました。
エックス山樹林地を歩いているとムラサキシキブの木を見ることができます。 名前の由来は紫色の優美なさまを平安時代の女流文学者の名前を借り命名したそうで、花言葉は聡明、季題は秋です。6~7月に淡い紫色の細かい花が群がり、香りもあります。秋には美しい紫色の実が群集します。その実は小鳥に人気で種を糞と一緒に蒔いてくれるので仲間が増えたのでしょう。樹林地内には近縁のコムラサキ・シロシキブも見つかります。
プログラムに入る前に、先月のプログラムに対する質問に回答しました。
今月のプログラムは「エックス山の虫について学ぼう」です。虫探しに出る前に、どんなところに虫がいそうかや、危ない虫、探す場所の安全注意などの話しがありました。
さあ、いよいよ虫探しです。昨年は、虫が苦手な子がいて、蝉の抜け殻も触れない子もいましたが、今年は皆、夢中になって探していました。地面を這いつくばったり、飛ぶ虫を追いかけたり、元気よく走り回っていました。保護者たちも童心に帰って夢中になって探していました。
虫探しの後は、集まって、虫の分類シートや写真の資料と照らし合わせて、見つけたり捕まえたりした虫を確認しました。
さて、どのくらい見つかったかな。分類シートの種類全部にマルがつきました。みんなすごい。
最後に面白い虫のお話がありました。
アンケートを記入して今日のプログラムは終了です。みんなの感想が大切なフィードバックになります。
厳しい日差しの自然塾でしたが、熱中症対策を声かけあって、涼風にも助けられ、楽しく乗り切りました。