1月自然塾の前半は、「木や草の冬越し」というタイトルで、植物がどのようにして冬の寒さから身を守っているかを知ってもらいました。九小の図書室を使わせてもらえたので、スライドを使ったり、実物を見てもらったりと工夫をしましたが、多様な自然の仕組みを簡単に話す難しさを痛感しました。

後半のプログラムは、ドングリに顔やお腹の絵を書いて「どんぐりトトロ」を作るクラフトです。作業に入る前に、どんぐりについて、プロジェクタで学習しました。

小さなドングリに顔を書くので、子供たちには難しいのではないかと心配していましたが、作品の出来栄えのすばらしさは、スタッフ一同が驚くほどでした。

いつものように、塾の最後にアンケートで感想を聞いたところ、冬越しの話は、3年生には「よく分かった」が多くありましたが、1,2年生には「少し難しかった」が半数程度ありました。それに対して、クラフトの方は「やさしかった」「楽しかった」が大半でした。

今年度の残り少なくなってきて、子供たちの成長の著しさを痛感するとともに、自然のふしぎを小学校1、2年生の子供たちにどのように伝えるか、改めて私たちの課題を認識した自然塾でした。