2019年6月16日
6月の自然塾は、昨年と同様、「葉っぱの観察」と「草笛をならそう」でした。
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最初に、葉っぱは植物の体をつくる養分を作り出し、植物は人間や動物の体をつくる栄養となっていることを話しました。この話は小学校低学年では難しいので、学校で教える内容に入っていません。しかし、葉っぱの偉大な働きについて話したくて、今年も苦労しながら、短い話をしました。
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葉っぱの観察では、おもしろいと思った葉っぱを採集して、紙の下に敷き、上からクレヨンでなぞって、形と葉脈を写し取る「写真」を作成してもらいました。
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最後は「草笛」です。草笛は上手に吹くのが難しいので、草笛の講師に実演と指導をお願いしました。うまく音が出た子も、出なかった子もいましたが、初めて草笛に挑戦して、非常に盛り上がりました。
全体を通して強く感じたのは、子供たちの順応性の高さです。葉っぱの「写真」では、たくさんの子供が素晴らしい作品を作ってくれました。また、難しい「草笛」にトライしているうちに何人かの子供が音を出せるようになったことには感心するしかありません。子供が持っている可能性は実に頼もしいものだと、改めて感じ入りました。