春らしい陽気になったり冬の寒さが戻ってきたりと寒暖差の激しいこの頃ですが、今回もたくさんの子どもたちが元気に参加してくれました。

まずは花の勉強会。「花はどうして咲くのか?」「種はどのようにしてできるのか?」などスタッフから説明を受けました。知っているようで知らないことがたくさん。花に関する素朴な疑問を一つ一つ解きながら、熱心にメモを取る子どもたち。

「春の花さがしビンゴゲーム」では、春にどんな花が咲くのか、それぞれの花の特徴を観察しながら花の名前を覚えてもらいました。じっくり観察しながら、みんなで気づいたことを話し合いながらゲームを進めます。その真っ直ぐで真剣なまなざしにスタッフも嬉しい限りです。

さて春のエックス山ではどんな花が咲いていたでしょうか。

グループ同士で話し合いながらビンゴを完成させていきました。一人一人の観察力と仲間との協力で正解にたどり着きます。子どもたちの成長ぶりにスタッフと同伴の保護者の皆さんも目を細めていました。

今回の自然塾の締めは春を代表する「菜の花」の観察です。ルーペで細かい花の作りを観察しながら学んでいきました。菜の花の黄色を見ると「春だなぁ」と思う方も多いと思いますが、「こんな形をしているんだね」と発見が多かったようです。ルーペで一生懸命に花を見つめる子どもたちはまるで花博士のようです。

2018年度の自然塾は今回で終了となりました。全10回の自然塾を通して自然の不思議さや素晴らしさを実感していただけましたでしょうか?この学びが心の糧となり、子どもたちの心の豊かさや成長につながっていくことをスタッフ一同心より願っております。