11月の自然塾は「どんぐり」がテーマ。最初に前回の「ひっつき虫」のおさらいをした後、どんぐりについて話を聞きました。

好きなどんぐりを選んで、模様を描き入れました。よく見るとどんぐりも1つ1つ形や表情が違うのが分かります。どんな模様が一番ぴったりなのか考えるのも楽しいね。

さて、次はおじいちゃんやお父さんの世代なら誰もが遊んだことのある、どんぐりコマ。「エックス山秋場所どんぐりコマ対決」と名付けました。どんぐりに爪楊枝を刺して、土俵は紙皿、先生が行司を担当。

「はっけーよーい、のこった!」の声に子どもたちがどんぐりコマを回しました。トーナメント制で勝ちこ残った人が優勝です。バランスを崩して倒れてしまうもの、長く回っているもの、いろいろ。

最後はエックス山で採れた葉っぱに顔や模様を描いて魚づくり。そして、みんなで釣り大会。葉っぱを魚の体やひれに見立てながら作っていくのですが、子どもたちの発想は本当に豊かなだなと感じる場面です。

たくさんの葉っぱ魚が出来上がって、いよいよ釣り大会。実はひっつき虫「オナモミ」のくっつく性質を利用して魚を釣っていきます。冒頭のひっつき虫の復習はそのためだったんです。身近な自然でこんなに楽しい遊びもできてしまうんですね。

今回の自然塾はエックス山の素晴らしい秋の恵みを体感しながら、子どもたちの歓声に溢れる1日となりました。