あいにくのお天気のため9月の自然塾は研修室での開催となりました。

まずは森についてじっくり考えてみる時間。森には保水や防風、防火といった働きがあり、その中でたくさんの生き物が食べたり、食べられたりしながら森を作っています。

様々な生き物の写真を切り取って、意見交換をしながらそれぞれがどのようにつながっているかを図にしました。例えばみみずは土を作って草木を育て森の育成に貢献しているなど、実はとても大切な存在だということを学びました。こうやってみると「食物連鎖」がどのようにつながって生態系を作っているのかがよく分かりますね。

後半は「森にあるものを使った生き物づくり」。子ども達の想像力と創造力がいかんなく発揮されました。

画用紙に魚の絵を描いて池の中の様子を立体的に表現したもの、葉っぱや実を組み合わせて作った動物の森もあれば、徳川家の家紋も。よく見ると戦国時代の名将の名前が書いてあって、まさに大河ドラマ「真田丸」で描かれた天下分け目の関ヶ原の戦いを葉っぱで表現してありました。これにはスタッフ一同、驚き!

最後はどんなものを作ったか発表しました。それぞれのアイデアがとにかく面白いものばかり。同じ素材でも使う人によって全く違うものができる。「こんなことを考えたんだ」「こんな風に見立てているんだ」など子ども達もスタッフもたくさんの刺激と学びを得ることができました。

子ども達の「豊かな想像力と想像力」というまた違う一面に触れることができた貴重な時間となりました。