5月から始まった自然塾も回を重ね10回目、参加する子供たちは、他の小学校にも新しい友達ができ、月に一度の再開を心待ちにしているように感じられます。特に3年生は、出席率がとても高く、熱心に学ぶ姿勢や、楽しそうに創作する姿に、大変うれしく思います。

教室での塾が続きましたが、久しぶりのエックス山と初めて姿見の池で、一緒に季節を肌で感じながら、好評をいだいている冬の野鳥観察です。明け方の雨があがり、春のような陽気となりました。

野鳥観察の前に、エックス山で事前学習です。まず、「とり」の特徴について学びました。

次に「身近な野鳥」についての説明です。見られる野鳥はこんなに沢山あります。 ⇒ click

事前学習の最後に双眼鏡の配付し、扱い方や観察時のマナーを教えました。

いよいよ姿見の池緑地に移動して野鳥観察です。まず、日影山の樹林地で野鳥を探しました。

その後は、姿見の池に移動して水鳥の観察をしました。
水辺には例年迎えてくれたカルガモの姿はなく、代わりに2羽のカラスが水飲みと水に浸かるところを見せてくれました。期待していたカワセミの姿はありませんでした。

観察の後は、「鳥合わせ」の資料で見つけた野鳥を確認します。 ⇒ click
時間とともに飛んでくる鳥も増え、最後に全員で確認した結果、16種類の鳥を見つけることができ、今までの最高記録です。

双眼鏡の使い方をしっかり学習し、低学年は親子連携で双眼鏡と取り組み、バードウォッチングでたくさんの野鳥を見つけ、巣も間近で観察でき、帰り際に「今日は楽しかった」と声を掛けられスタッフの疲れが飛んでいきました。

見つけた野鳥を紹介します。 ムクドリ(左)とヒヨドリです。

子ども達に人気のメジロ(左)とシジュウカラ。

鳥の巣も見つけました。