今回のテーマは「木や草の冬ごし」と「枯れ葉でいきものをつくる」です。

機材の準備の関係で、順番を変えて「枯れ葉でいきものをつくる」を先に持ってきました。 子どもたちが得意なクラフトで、枯れ葉や木の実を使った作品作りです。

素晴らしい作品ができたのはいうまでもありません。スタッフはいつも感動させられます。

次のプログラムに移る前に、12月の質問にプロジェクターを使って回答しました。

後半のプログラムは「木や草の冬ごし」です。 木や草は身近なものですが、意外に冬をどう過ごして春に葉や花を咲かすのか、気づいていません。人は寒いときにどうするか?と置き換えて、木や草の冬の過ごし方を考えてみました。

寒さに弱い木は葉を落とし冬芽を作ります。硬い甲羅におおわれたような桜の冬芽やふかふかの毛に包まれたこぶしの冬芽。厚めの皮のアオキの冬芽など。形態は違いますが、春に向けての準備が詰まっていました。

草は地面にへばりついて、できるだけ風を避け太陽の日差しを浴びます。実際に冬芽 と鉢植えのロゼットのサンプルで観察しました。ロゼット状のタンポポは良くみかけますが、葉の下の土の中で根っこが太く深く伸びているのを見てとても驚いていました。観察、発見する楽しみの時間となりました。