森の自然塾では、自然界で人や動植物が互いに影響しあって暮らしていることを、主にエックス山で学んでいます。今回は、23名の参加がありました。集合時間の頃は強い雨でしたが、小学校の教室を借りての活動でしたので、無事に実施することができました。

前半のプログラムは、「鳥が食べる木の実・草の実を探そう」です。木の実・草の実を鳥が餌として食べ、糞と一緒に種を運んで子孫を増やす仕組みを解説しました。

その後は、エックス山で採取した木の実・草の実をつぶして、中の種を観察してもらいました。

そして、どんぐりの子孫を増やす仕組みを解説し、鳥に運んでもらう木の実との違いを説明しました。講師が自宅で3年間どんぐりから育てたコナラの木を紹介しました。子供たちは、実感した様子でした。

後半のプログラムは、「ドングリ独楽の相撲を楽しもう」です。子どもたちがドングリでコマを作りました。コマ作りには保護者の方にも参加いただき、日ごろは使っていないだろうキリを使った作業がとても手際よく驚きました。

作ったどんぐりコマで相撲大会です。チームごとに代表を決め、横綱・大関・関脇を選びました。

相撲では1年生女子が決勝に進出、熱心な応援で盛り上がりました。優勝者は元気にインタビューに答えていました。