6月の自然塾は、「森の花と葉っぱ観察」がテーマでした。まず、全員で準備体操をしてしてから開始です。

前半は「花のビンゴで遊ぼう」です。まず、指導者からいまエックス山で見られる花やビンゴについての説明があり、担当スタッフの引率のもと、班ごとに、観察コースを、配られたビンゴ用紙の花々をチェックしながら自由に花探しをしました。好きな花・気に入った花が見つかったかな。そしてビンゴゲームは完成したかな。

探した後はシートに集まり、班ごとに結果を見せ合いました。

後半は「葉っぱの写真をとろう」です。まず始めに、指導者から葉の役割と葉の形の種類についての話があり、その後に、班ごとに森の草木の葉を観察して回りました。最後に、めいめい、好きな形の葉っぱを集めて、紙にクレヨンで写し取り、よく観察しました。

葉っぱの働きについて話すとき、「光合成」をどのように説明するかいつも悩みます。小学校の低学年では、教える内容に入っていません。しかし、びっくりするほど詳しく知っている子供もいます。
終了後のスタッフ反省会で、小学校の先生をされていた方から、「学校では高学年になってから光合成について教えているが、今日の話は、絵を使ってわかりやすかったので良かったと思う」とのご意見を頂きほっとしました。大事なことを子供達にちゃんと伝えるための試行錯誤を、これからも続けて行きたいと思います。

当日は、梅雨の間の猛暑日にあたり、休憩や水分補給など、暑さ対策に取り組みました。大人の方がバテ気味でしたが子供達は皆元気で、全員無事に終えることができ、ほっとしています。

今年度2回目の自然塾でしたが、子供達は好奇心が強くしっかり馴染んでくれました。子供達と真剣勝負をしながら、プログラムの充実に一層取り組んでゆかねばとの思いを強くしました。