森の自然塾の新年度がスタートしました。

今年はソメイヨシノなど春の花が記録を塗り替える早さで咲き、季節の進行の早さを痛感しました。爽やかな風と五月晴れのもと、170名を超える応募の中から抽選で選ばれた45名で自然塾はスタートしました。

1年生が19人と最も多く、保護者も参加しての自然の中のプログラムは、親子コミュニケーションの良い機会です。2~3年生は鋭い質問で突っ込み、熱心にプログラムに取り組む姿勢は頼もしい存在です。ここで新しい友達ができるのもスタッフの喜びの一つです。

前半はエックス山を五感で感じてもらい、主だった花・木を解説、どんな虫が暮らしているか、どんな鳥が飛んでくるか、樹林地内を歩き、探しました。葉や木肌を見て触って、匂いを嗅いで、エックス山の自然を感じてもらうことが狙いです。そのあと気に入った木や花の絵を描いてもらいました。

後半は歩きながら見つけた虫をケースに集めました、虫が苦手な児童も徐々に馴染み、保護者の方と一緒に樹林地のなかに多くの命が生きていることを実感しました。

最後に全員で見つけた虫が、どの虫の仲間か学び、集めた虫は放ちました。天候に恵まれ、自然を存分に感じ、賑やかに新年度のスタートができました。