NPO法人「国分寺にふるさとをつくる会」は、平成15年5月に設立し、今日に至っております。 当会は、自然と触れ合う豊かな生活と未来を担う子どもたちへの自然体験、地域の安全・安心を目的とし、それらに関わる活動を設立以来、推進して参りました。子どもたちを対象にした自然体験の他、中高年の人たちに、防犯・防災の地域活動や、植物観察や歴史・文化を訪ねる歩く会を提供し、名前のとおり「ふるさと」のつながりをつくる活動をしています。
基幹事業である「森の自然塾」は、エックス山を主な活動の場として、年11回、約40名の小学1年~3年の児童を対象に自然体験活動を提供しています。子どもたちが、自然の中で、植物や野鳥や昆虫を観察、自然の素材でクラフト作りなどを通して、学び、遊ぶことにより、豊かな人間性を育む活動の一端を担うべく、国分寺市教育委員会の後援を得て、年間を通して開催しています。
併せて、近隣の小学校の依頼に応じ、小学校総合学習・サマースクールに指導者を派遣しております。
これらを支える「自然体験指導者養成」も当会の主要な事業の一つです。 全国体験指導者認定委員会が認定する「自然体験指導者」資格(NEAL)取得の演習を「自然体験活動推進協議会」(CONE)と連携し実施しております。
森の自然塾のスタッフの自己研鑽の目的で始められた植物観察会や歩く会は、市報を通じて一般の市民にも参加を呼びかけ、楽しみの機会を提供しています。一方、関連団体として、地域の活動である「日吉町町内会(防犯パトロール)」「防災推進の街づくり仲間の会」、「多摩に歩く会」と「都市緑化を考える会」の歩く会の活動を通して、地域の人々に集いの場を提供しています。
これらの活動を通して、地域の方々と歩んでまいります。よろしくお願い申し上げます。
NPO法人国分寺市にふるさとをつくる会
理事長 大野 政智
